明けましておめでとうございます。新たな年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

明けましておめでとうございます。新たな年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

 

まず初めに、世界及び日本に於いて新型コロナウイルスによる感染被害の拡大が止まらない状況にあり、感染により亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、感染された方、影響を受けているすべての皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日もはやく平穏な生活に戻ることをお祈り申し上げます。

 

51年目を迎える高岡青年会議所は、先達によって紡がれてきた歴史、経験を発展させていくことで、これからの5年、10年、そして新たな50年へと繋げてまいります。

 

昨年、高岡青年会議所は創立50周年を迎え、「50周年記念式典」並びに記念事業として「第39回全国城下町シンポジウム高岡」をハイブリッドという形で開催を致しました。コロナ渦の中、安心安全を第一に考え、いかにして地域のもつ可能性を見出し、高岡そして富山県の魅力を発信することができるか、また持続可能な地域社会の実現に向けて高岡青年会議所の運動方針を見つめなおし、新たな未来ビジョンをどのように多くの市民の皆様にお示しするのか、議論に議論を重ね、前例のない形ではありましたが無事開催をすることができ、目的を達成することができたと感じております。2021年度においても、青年団体として、今できること、やらなくてはいけないことを明確に捉え、いかなる状況に於いても思考を止めることなく動かし、行動してまいります。そして、「まち」と「ひと」が成長する可能性を信じ、会員一人ひとり責任感と使命感をもって自分の役割を全うし、社会へインパクトを与え、市民、企業、行政、各種団体との連携を強めることができる組織を構築してまいります。

 

そこで、2021年度のスローガンを「協心勠力 ~持続可能な高岡を実現するため 青年よ 躍動せよ~」と掲げさせていただきました。協心勠力とは心を寄せ合い力を一つに結集して物事に取り組んでいくという意味合いです。人と人だけでなく、組織と組織、あるいは地域と地域、お互いの長所を引き延ばし合い、または短所を補い合うことで、誰一人取り残さない、誰もが輝ける社会へと繋がると信じています。私たちのまちには可能性に満ち溢れた素晴らしい人財がたくさんいます。そんな人たちを繋げることで可能性の輪が広がり、希望に満ち溢れたまちが現実のものとなると思います。

 

2021年度、約70名の会員が一丸となり、未来に対する責任を自覚し、今を全力で生ききって、世のため人のために行動を起こしてまいります。

結びに、多くの市民の皆様、行政、企業、各種団体の皆様の変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。本年が皆様にとりまして素晴らしい一年になることをご祈念申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年元旦
公益社団法人高岡青年会議所

第51代理事長 大坪 洋輔