青年会議所の「出向」とは?

こんにちは!

求心力ある広報特別委員会の竹中です。

 

私は2018年度に高岡青年会議所に入会し、4年目となりました。

青年会議所の活動において、自らの考え方を変化させる事のできる経験や、即自社に持ち帰り実践できる事など、成長の機会は多岐に渡ります。

今回はその中でも 青年会議所の「出向」制度 についてご紹介します。

 

一般的には「出向」とは、グループ会社や子会社など、関連する別企業に異動することを意味しますが、青年会議所の「出向」は少し意味が異なります。

 

「出向」とは、高岡青年会議所など地域の青年会議所に所属しながら

・ブロック協議会(県単位)

・地区協議会(地方単位)

・日本青年会議所(国単位)

・JCI(世界)

に行き、運動を行う制度です。

出向メンバーは委員として、時に委員長など役職者として出向します。

各出向先にはそれぞれの単位で全国からメンバーが集まり、単年度で運動を展開します。

 

私は今年度も含め、4回の出向を経験させていただきました。

こちらでは出向歴を振り返り、何を学んできたかをご紹介したいと思います。

 

2019年度 日本青年会議所 規則審査会議』

 

日本青年会議所は、日本全国に3万人以上いるJCメンバーからの約1,700人の出向により構成されています。実施される事業の規模や予算も、地域の青年会議所のものと比べてとても大きなものとなります。(出向者数は2021年度の場合、年度により異なります)

規則審査会議では、その実施される事業全てのコンプライアンス審査を行いました。

 

実際のコンプライアンス審査の様子がこちら!

議案上程者は真ん中の椅子に座り、審査を受ける事になります。

↑ニコニコしているのが私

また全国規模の大会ではコンプライアンスセミナーも実施し、立ち見での参加も打ち切られるほどの大盛況で、いかにコンプライアンスに対する関心が高いかを痛感しました。

 

全国各地から集まったメンバーと活動を共にし、触れた事の無い規模の事業に触れる事で、普段の活動とは別の視点を持つことができました。

 

2019年度 北陸信越地区 事務局』

 

北陸信越5県(新潟、長野、石川、福井、富山)の青年会議所より構成される北陸信越地区の、諸会議や各事業のスムーズな運営ができるよう、メンバーが活動しやすい環境づくりに努めました。

完全なる裏方で辛い事もありましたが、普段の活動も多くのメンバーの努力の上で成り立っている事を再確認できました。

こちらは実際に設営した会議の様子

よく知っているつもりだった近隣県にも、改めて足を運ぶことで地域の魅力に気づく事ができました。

 

2020年度 富山ブロック協議会 SDGs推進委員会』

富山県内9LOMより出向者の集まる富山ブロックでは、SDGs推進委員会に副委員長という役職で出向しました。

コロナ禍に見舞われる中、当初の事業構想から大幅に変更しながら、WEB上で事業を実施しました。

対面で会えない分リモートで多くの打ち合わせを重ね、新たな形での事業を構築します。懇親会もリモートです笑

SDGsについての理解を含めながら、日に日に変わる環境での事業形態の模索、メンバーと会えない中での関係性づくりなど、多くの事へのチャレンジの年となりました。

大変でしたね、広野委員長!!笑

 

 

2021年度 富山ブロック協議会 JCブランディング委員会』

 

そして今年度、渋谷委員長の下で富山ブロック 広報担当のJCブランディング委員会に出向しております。

高岡青年会議所でも広報担当委員会に所属していますので、積極的に連携していきたいと思います。

小矢部青年会議所から出向されている渋谷委員長とは、2019年度事務局でご一緒したご縁もあり、これから一緒に活動できるのが楽しみです!

 

どの出向先でも共通して言えるのは、苦楽を共にした委員会メンバーとはいまだに仲良しという事です!全国に広がる青年会議所のスケールメリットを活かし、自らのネットワークを広げる事ができます。

そして青年会議所において、出向先も単年度の活動となります。いかに短い期間・少ない回数で関係性をつくり事業を構築するスピード感が身に付きます。

想いが溢れてバタバタの文章となりましたが、出向の魅力は書き尽くせません!

出向したことのないメンバーや入会を考えられている方、一緒に活動できる日を楽しみにしております!