JCで学んだ事(副理事長 松岡 正浩)

ひとづくり室の松岡正浩です。

私は今年で40歳なのでJCを卒業するのですが、改めてJCで何を学んだのかを考えるために入会した時の事を思い出すと、

私は30歳の時に父の仕事を継ぐ歯科医師の二代目として一通りの基本的な仕事を習得して県外から帰ってきました。

最初は仕事、従業員や患者さんとの関係が父と比べてうまくいかず将来に不安を感じていました。

そんな時に青年会議所に入会し、最初は異業種との交流が気分転換や人脈形成に繋がる位に捉えていましたが、

活動を通して毎年違う役職に就く中で、誰かをサポートしたり、自分で何をするか決めて牽引したり、

中間管理職や、上役や大勢の前で話をしたりといろいろな経験をさせてもらいました。

気が付いたら今となれば診療所の理事長として順調に継承する事が出来たと思っています。

改めて振り返ると、父が何十年もかけて築いたものを短期間で自分のものにするのは当然困難な事です。

私がJCで学んだ事は、本来何十年もかけて得られる経験を短期間で体験出来たことでリーダーとしての成長の速度が上がったと感じています。

 

JCで何を学び得たかは人それぞれ違うと思いますが、青年経済人として成長するための機会を与えてもらい、

20~40歳までという貴重な時間を共に学んだメンバー達に感謝しています。