公益社団法人 高岡青年会議所

理事長所信

理事長所信とは、メンバー、そして地域の方々に向け、

2022年度の高岡JCの考え方や取り組むべきことを示したものです。


2022年度の上田理事長の考えやその意気込みをぜひご一読いただければと思います。

理事長所信

2022年度公益社団法人高岡青年会議所
第52代理事長 上田 真也

「超える力」

〜挑戦の連続こそ未来を拓く〜

【はじめに】

 

今、我々は何が出来るであろう。 

時代の変化は加速し、加えて人々の行動や価値観にも影響を与えた新型コロナウイルス。不安で不確かなVUCAと呼ばれる時代になり、より一層「何を見つめ考え、そして何を変えていくのか」を真剣に問う必要があり、この大きな転換期だからこそ我々は自分を強く信じ、未来を創造していく必要があるのです。それは決して単純な事ではありません。しかし今を生きる我々青年に与えられた責務なのです。

誰もが平等に与えられている選択の自由を最大限に活かし、自分を超えていこう。日々行う活動や挑戦の積み重ねの先に今を超えた未来がある。自分を信じ、新たな事に挑もうとする姿勢は周囲に多くの勇気を与える。また勇気ある行動は仲間との理解を深め合う。自分の得意は誰かの役に立ち、たとえできないとしても相手や自分を受入れられる心をもち、寄り添うことでともに進む仲間の支えになる。そして、その支えが互いの安心感に変化した時、

人は成長の過程にある苦境に対しても屈しないほどの粘り強さが増し、自信が付いてくる。     

自身が創る友情は信頼から生まれる最高の財産であり、人生においても大きな力であると確信しています。

この大切な青年期という時期に、真剣に向き合うか否かは自分次第ですが、私たちが今あたりまえにこの活動を行えているのは、未来を願った諸先輩方の勇気ある行動と努力であることに他なりません。先達に感謝し、我々も「明るい豊かな社会の実現」のため多くの市民を巻き込み、個人の意識改革と社会システムの変革を目指しましょう。

 

【持続可能な全員拡大会議へ】 

 

日本が抱える人口減少が伴う時代の流れにより、我々高岡青年会議所もメンバーの数は年々減少傾向にあります。この流れは、青年会議所で学ぶ醍醐味とも言える価値観の異なる他者と、互いに認め合い成長する機会に非常に大きな影響を与えることと考えます。また我々が進める運動をより効果的に「ひとからひとへ」伝播させていく上においても、重大な問題となります。

設立当初より受け継がれた熱い想いで地域(まち)に活躍する仲間を増やし、社会の発展の為に運動を展開してゆく我々青年会議所において、拡大こそが運動の根幹だといえます。何よりこの状況を全てのメンバーが把握し、拡大に対しての情熱をより燃やし、ひとりでも多くの仲間を募っていくことが求められます。それには限定されたメンバーだけではなく、全メンバーが拡大への意識をより高め、更なる連携を図り、効果的に組織の魅力を多くの人に伝えていけるよう拡大を行う必要があります。

全員が自らの経験から生まれる言葉や行動とともに、我々青年会議所のファンを地域(まち)に増やしていくことで持続可能な拡大につながると信じています。今こそ明るい豊かな社会の為に、組織一丸となり拡大運動に全員全力で取り組みましょう。 

 

【組織力の最大化へ】 

 

現在の高岡JCも、全国の多くのLOMが抱える悩みであるメンバー数の減少や所属年数3年未満の経験が少ないメンバーでの組織の形成が進んでおり、これを放置すれば組織弱体化に必ずつながります。しかし組織は個人の集合体であるため、全員拡大はもとより、個人をより輝かせ、更なる一体感を持ち、組織力を最大限に発揮する事で組織の強化が図れます。また個人が青年会議所の価値や魅力を心から感じ、志高く信頼ある行動を起こしていくことで、地域(まち)から共感が生まれると確信しています。

何事においても経験という個人の質を高める大切なプロセスが今まで見えていた世界を一変させ、価値観にも変化を与えます。ひいては、周りに自身の言葉で伝えられる意見の幅も高さも増し、影響力を強めます。重要なのは40歳までという限られた時間の中でどのように取り組み、何を持ち帰るのかという部分に意識を置くことです。そのため、我々は限られた時間の中でより個の質を高め、この青年会議所に誇りをもてる人財を育成していくべく、入会から効果的に学べる機会を設け、またLOMでは学べない様々な事業への参加を促し、委員会だけに留まらず、それ以外の活動を通じて別の角度からの学びを提供し、個人の成長と組織の一体感を高めることを目指します。

存在するメンバー全員が発揮する才能を掛け合わせ、組織力を最大に活かし地域(まち)にも個人にも求められる組織へと発展して参りましょう。 

 

【誰もが輝く環境を創り持続可能なたかおかへ】 

 

近年、政府が提唱するSociety5.0 で実現を目指す未来社会は、IOTやAIがあらゆる人やモノとつながることで今までにない新たな価値を生み出すとともに、現代に抱える課題や困難すらも克服した持続可能な世界を構築できる可能性を秘めています。そしてその鍵を握るのが「ダイバーシティ・イクイティ&インクルージョン」。仕事を始めとする様々な社会環境の中に多様性と公平さ、そして包括性を整える取り組みです。変化を模索する時代においてには組織の活性化やイノベーション向上が必須であり、それらを促進するためにあらゆる人財を受け入れる「ダイバーシティー」を推進し、その多様な人財が負い目なく互いを尊重しやりがいを持って活躍することの出来る包括的な環境を創り上げる事が求められています。

我々JAYCEE には、急激に変革が推し進められる時代をリードして地域経済の底上げに寄与するべく、新たな価値を活用できる人財を一人でも多く増やす担いが課せられています。先入観や固定観念を捨ててリスクと正しく対峙し、自ら率先して変化を起こしていくリーダーこそ、誰もが活躍出来る社会を創り上げていく上では必要不可欠であると確信しております。

そしてこの地域(まち)の持続可能な社会とするために我々一人ひとりが真剣に未来を見据え積極的に行動を起こしていけるリーダーとなり、自身の言動を持って地域(まち)に共感を増やしていきましょう。

 

【子どもたちと共に輝く未来を】 

 

子どもたちには、いつでも夢を追い希望で目を輝かせていて欲しい。そして未来のたかおかには地域(まち)を想う若者が溢れている世界に繋げたい。そう願うからこそ、子どもたちの未来に大きな影響を与える大人は責任を持ち行動を起こして行かなくてはいけません。

現代は DX(デジタルトランスフォーメーション)元年とも言われ、次なる時代に向けて我々と同様に子どもたちの取り巻く環境も目まぐるしく変容しています。そしてコロナウイルスの影響もあり更にこのデジタル化の動きは加速しており、コロナ禍の終息後も決して元に戻る事は無いと言えます。すでに前から米国研究者からは「将来 子どもたちの 65%が今ない職業に就くだろう」と予想が語られました。

そこで求められるのは我々大人がしっかり未来を見つめながら新たな社会様式に適応できる能力について理解を深め、子どもたちにより良い環境を与えて素質を伸ばして行くことだと考えます。そしてその素質は、子どもたちが自ら豊かな思考力を高めていくことで開花されます。そのためには、気安く慣れ親しんでいる今のコミュニティに留まらず異なる価値観や考え方を持つ人とふれ合う機会を設け、子どもたちの持つ感性を最大限に広げていく必要があります。

高度に効率化されていく時代であっても、子どもたちが抱く可能性はそのまま明日の社会の豊かさとなります。新たな時代に向けて、子どもたちも、そして我々も共に輝ける DX の実現を目指していきましょう。

 

【共感で創り上げる持続可能な地域(まち)へ】  富山県には現在、消滅可能性都市といわれる市がいくつかあります。我々の住む高岡は現在含まれておりませんが、実態は人口減少に歯止めがかからず、また少子高齢化も加速し、小学校は合併を余儀なくされ、生産年齢人口と言われる生産活動の中心となる担い手不足が問題視されており、変化を起こしていかなければ持続可能な地域(まち)とは言い難い状況であると言えます。これらを打破すべく、高岡市内の他団体でも行政指導のもと積極的に関係人口構築事業を行っています。

我々、高岡JCも50周年を機に「地域(まち)の文化を創るひとをつくる」と基本理念を新たに打ち立て、昨年は「スポーツ協定」を結ぶ等、単独事業だけに拘らず、あらゆる角度からイノベーションを起こし、新たな価値を生み出すべく事業を開催してきました。

地域(まち)はひとが創り上げるものであります。だからこそ、ここに住む市民だけでなく、たかおかに関わりをもつ人を増やす、新たな切り口での可能性を模索し、他団体との連携を図りながら、地域(まち)に好循環となる仕組みを構築していく必要があります。

未来を語り合いましょう。地域(まち)の発展を願う我々がまず悲観的になるのではなく、可能性を見出し、行動につなげ、たかおかの新たな文化を創るひととなり、共感循環型社会の確立を共に目指して参りましょう。 

 

【組織のブランド力を高め地域(まち)に更なる希望を】 

 

これからのまちづくりは、市民との共感の上で行う新たな経済システムと価値を生み出していく必要があります。青年会議所が行う活動を地域(まち)への共感につなげるべく、広く情報を発信しておりますが、情報が溢れる現代では、情報を集める時代から選ばれる時代になり、受け取る側が有益と感じる発信が大切になります。

だからこそ、我々はこれまで以上に市民に組織の活動目的や活動内容、また青年会議所の価値向上に繋がる効果的な発信を行い、地域(まち)から求められる存在となる必要があります。そして地域(まち)を創る仲間を多く増やし、創る側のブランドの向上も図り、尚且つ地域(まち)のブランド力も上げるべく、市や地域と連携した画期的な発信を行っていく必要があります。

改めて何の為にやっているのか、誰の為にやっているのか、本質的な事を重視した事業活動はもとより、我々が行う運動の理念や意義の大切さをメンバー同士が共有して深い理解につなげ、我々から溢れ出す魅力を発信し、一人でも多くの方へ伝播させ、希望に輝く持続可能な地域(まち)たかおかへ、つなげていきましょう。 

 

【持続可能な地域(まち)につなぐ組織運営】

 

青年会議所では「明るい豊かな社会」を目指し、より良い運動に繋げるためメンバーは自身の大切な時間を使い活動を展開しております。我々が行なう活動において、地域(まち)からさらなる共感を生むために、青年会議所で開かれる各会議においては、さまざまな観点からの意見やアドバイス等熱い議論が交わされ、厳格な理事会や総会の場において審議されています。

良い運動を起こしていくために会議を行うことはもちろん必須でありますが、その前提にはスムーズな会議運営の徹底や適正な資料の取りまとめが合って成り立ちます。だからこそ、これらの円滑な組織運営がどれだけ重要かメンバーが十分に理解し、しっかりと自覚と責任を持ち、全メンバーの大切な時間を無駄にすることなく有意義なものにすることが求められます。また、既存のやり方だけに捉われず時代の流れに即して、会議運営を柔軟に見直しアップデートしていくことで、より良い活動を生み出す事につながり、そのことが持続可能な地域(まち)への運動につながると確信しています。

我々が地域に求められる組織となり、さらに地域(まち)にひとりでも多くの仲間を増やすことで持続可能なたかおかへと変貌してまいりましょう。

 

【最後に】

 

今日どのように行動するかは「ひとそれぞれの自由」です。そして成長は日々の行動で大きく変化していきます。この限りある青年期こそ今を超え明日を超えていきましょう。その行動を通じて自身や仲間、家族や社会に良い影響を与え、結果として我々が望む希望ある未来にともにつなげていきましょう。

さぁ今の自分を超えていこう。

 

2022年【重点項目】

・LOM一丸となった会員拡大

・高岡JC運動方針に基づいた事業の実施

・日本JC、北陸信越地区協議会、富山ブロック協議会への協力ならびに出向者支援

以上