ビジョン構想特別委員会の活動方針
高岡青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現を目指して、まちの課題解決に向けてその時代に即した様々な運動を展開してまいりました。しかしながら我々一団体だけでは、課題を全て解決することは難しく、これからは、まちの発展を望むさまざまな方々と共に、誰もが共感できるまちのあるべき姿を真剣に議論し、目指すべき方向性を統一して示さなければなりません。同じビジョンに向かって活動や運動を行っている姿が、市民から共感が生まれ、課題を自分事と捉え、共に行動を起こしてもらうことで、まちの課題解決を加速度的に推し進めることが必要不可欠です。
活動目的
まち共通のビジョンを策定し、発信する場を整えること
計画
1、まち共通のビジョン策定会議の実施
まち全体として同じ方向性を持つために、地域で活動し客観的かつ俯瞰的な思考を有するステークホルダーを専門性や分野ごとに選定してビジョン策定チームを立ち上げて会議を重ね、まちに好循環を生み出す最適課題を抽出し、ビジョンを言語化して何が必要かを議論し、地域の連携力を高めて実現可能なアクションプランへ繋げ、ビジョンを具現化します。
2、5年間のフェーズ構築会議の実施
5年後のまち共通のビジョン実現に向けて、会議を重ねてバックキャスティングで毎年フェーズに分けて施策を検討してロードマップを構築します。
3、55周年事業準備会議の実施
JCI高岡の歩みとその想いを後世へと繋げて、これからも歴史を絶やすことなく活動していくために、2020年以降の運動がまちにもたらした影響を検証し、ステークホルダーとの繋がりを強固にし、翌年の55周年記念に向けた草案を企画します。
アカデミー拡大特別委員会の活動方針
高岡青年会議所は、明るい豊かな社会の実現に向け運動を展開し、今日まで地域の発展と多くのリーダーを輩出していきました。青年会議所は、地域の青年にリーダーシップの開発と成長の機会を提供する使命があります。つまり我々は、JCを通じて地域をリードできる人財へと生まれ変わる機会を提供し続けなければなりません。そのためにも、多くの同志を募り地域をリードする若き人財を増やし 、この地域により良い変化を起こすための更なる原動力を生み出していく必要があります。
活動目的
志を同じくする仲間を集い、メンバー一人ひとりがJAYCEEとしてまた地域をリードできる人財へと成長すること
計画
1、会員拡大戦略の推進
全会員が常に会員拡大への意識を持ち一丸となって取り組んでいくために、効果的かつ持続性のある会員拡大活動の流れと仕組みを構築し、新たな同志を募っていきます。
2、会員研修事業の実施
青年会議所にはリーダーとしてまたJAYCEEとして成長する機会があることを体感していただくために、教育と共育の場を創出し、能動的に行動する人財へ繋げていきます。
3、12月度例会の実施
1年間の想いを次年度に繋げ更なる共感を生むために、新入会員が中心となり本年の集大成の場を構築し、1年間仲間とともに磨き合い成長し活動をやり遂げた想いを深めることにより、使命感を持って行動に移すメンバーへと繋げていきます。
ひとづくり委員会の活動方針
高岡市では、人口減少とそれに伴う地域経済の縮小が進行しているなか、地域の資源を活用し新しいビジネスに取り組む企業の存在がますます重要になってきています。企業単独ではまちの課題を解決するビジネスの継続は難しく、それぞれの専門分野や多種多様な価値観をもった人財がお互いの知識を交換しながらアイディアを創造していかなければなりません。まちの未来を想い多くのパートナーから共感を得ることで、それぞれの個性を輝かせ、共創を生みだし続ける人財が輩出されることが高岡の発展には必要不可欠です。
活動目的
ひとの価値観を引き出し、まちに尽くすリーダーを育成すること
計画
1、多種多様な価値観を取り入れ、まちに尽くすことの重要性を理解する講師例会
企業が継続に発展するには、まちに尽くす精神をもち、多種多様な価値観を受け入れることの重要性を理解できるサーバントリーダーシップを学んでもらいます。
2、パートナーと連携することでまちの課題をビジネスへと転換する例会
参加者同士のグループワークで、自分の考えだけにとらわれず、多種多様な価値観を受け入れる例会を実施することでオープンイノベーションについて学んでもらいます。
3、まちの資源を使い、パートナーと連携するビジネスへと転換する事業
まちの資源を使い、異業種のアイディアと製品を掛け合わせる経験をすることで、社業においても共創を生み出すことができる人財を輩出する機会を提供します。
まちづくり委員会の活動方針
高岡は観光地としてのポテンシャルが高く、訪日旅行客、特に高付加価値旅行者の誘客による経済効果が期待されますが、十分に誘客が進んでいない現状があります。多様な視点で地域の魅力を捉え、付加価値を高めていかなければなりません。訪れた人が高岡の地域ファンとなり、魅力が世界に広がり、さらに人が訪れるようになる好循環を生み出すことが必要不可欠です。
活動目的
魅力的な地域コンテンツを生み出す意識を醸成する
計画
1、魅力的な地域コンテンツを創出する社会実験事業・・・通年
訪日旅行客が訪れたいと感じる高岡の実現のため、様々なパートナーとともに魅力的な地域コンテンツのアイデアを創出します。また、アイデアの中から実験的に体験できるプログラムを実施します。
2、まちづくり事業の実施・・・9月
パートナーとともに生み出した、魅力的な地域コンテンツやアイデアを紹介します。生み出したコンテンツを実際に体感いただくことで高岡の地域ファンの創出につなげます。
3、大邱壽城青年会議所(姉妹JC)との交流事業・・・春、秋
JCI高岡メンバーがガイドとなって、韓国大邱壽城青年会議所のメンバーに高岡の観光地を案内し、意見交換をすることで、国際的な視点で見た高岡の良いところに気づく機会とします。
財務規則委員会の活動方針
高岡青年会議所は様々な事に挑戦できる環境にありながら、知識と経験不足のメンバーが増加しています。また、時代の変化、情報社会の加速により多様な価値観を持った不特定多数の個人が情報を手にしています。本質的、効果的な事業を展開するためには財務、法務、規則面での体制を再構築し厳密な審査を行い、TPOを見極め、正確に精査した情報発信が求められます。JCI高岡が高い倫理観をもった組織となり、地域社会に共感を生み出すことが必要不可欠です。
活動目的
(財務規則)厳密な財政規則審査を行える仕組を構築すること
(広報)JCI高岡の見据える先と運動を理解していただくこと
計画
1、財政規則審査会議の設営及び運営
財政規則審査会議を行い精査することで、より事業の効果を高めます。
2、財務規則説明会の実施
今後の活動に必要な財務規則の知識を高める為に、財務説明会を開催します。
3、財審様式、コンプライアンス様式等の再整備
財審様式をより使用しやすいように改善することで、作業効率を高めます。
コンプライアンス様式等を現状の運営状況に合わせた形に再整備し、作業効率を高めます。
4、年間広報の実施
対内向け、対外向けにJCI高岡の活動やメンバー情報を発信します。
総務委員会の活動方針
高岡青年会議所は目標や目的を掲げ、それを達成するために取り組んでいる活動や運動の共有をメンバーに行っていますが、達成された後に得られるメリットの共有ができていないため、参画するメンバーが限定的になっています。より多くのメンバーにメリットを伝えるためには、コミュニケーションが取りやすい人間関係の構築をしていくことが求められます。メンバー全員が情報の共有をして、一体となり活動や運動に取り組むことで、JCI高岡が掲げる目標や目的が達成される組織になることが必要不可欠です。
活動目的
高岡青年会議所のメンバー同士がお互いの考えを共有し理解し合うこと
計画
1、組織の円滑且つ効率的な組織運営の構築
組織として規則の順守を大切にしながら、委員会の垣根を越えて全メンバーに事業や例会等の呼びかけ、設えを適宜行い、スムーズな組織運営を行います。
2、年間の例会の企画・実施
LOMの中核を担う委員会として、毎月の例会前に担当委員会と合同委員会や意見交換会を実施し、定例会が担当委員会の事業への参加意欲を高めたり、より学びや成長に繋がる構築を行い青年会議所活動への意欲を向上させます。
3、組織力向上の推進
各委員会と連携しながら、青年会議所内でイベント等を考え開催することで、メンバー同士が繋がりあえる機会を創出します。三つの方法(24年度高岡青年会議所の相関図の作成、紹介者からの声掛け、各委員会の出席管理者)を軸にメンバーにお声がけいただき出席率を高め、組織に一体感を生み出していきます。
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