2016年度公益社団法人高岡青年会議所副理事長を務めます黒川剛志と申します。
前回の投稿より多くの事業や出来事がありましたが、それらを一つ一つ述べては膨大な量になりますので、そのうちのいくつかを取り上げさせていただきます。
初めに私の担当である国際交流に関してですが、4月8日~10日の3日間、当会議所の姉妹JCに当たる韓国の大邱壽城青年会議所へ公式訪問に行ってまいりました。今年度のスローガンにも書いてある「変化」と「進化」ということを念頭に計画を立て、今回の訪問では例年と異なり、大邱の地にて2泊滞在することで、大邱壽城JCメンバーとの交流をより深める事ができました。今年で27年目となる交流事業ですが、改めて民間交流の大事さや、日本国内での生活や日本人同士での交流だけでは感じられない、新たな感覚を感じることのできる非常に貴重な機会であると実感しました。大邱壽城青年会議所皆様の心のこもった設えや対応に感謝するとともに、そのお返しの気持ちをこめて9月に高岡に来られるときは精一杯のおもてなしをすることを改めて強く思う、そんな3日間であったと思います。
そして、4月28日(木)に高岡第一高等学校、また5月2日(月)には高岡向陵高等学校にて有権者教育事業を行いました。これは、今年の参議院選挙から改正された公職選挙法が施行されることにより、初めて選挙権を持つことになる18歳の高校生を対象に、民主主義の意味や選挙のしくみ、そして何よりも、自分たちが有権者であるという意識を強く持つことにより、選挙、そして政治への参画意識を高めることを目的に開催されました。昨今叫ばれている「若者の政治離れ」への、我々高岡青年会議所のアプローチとして、また青少年教育や未来の地域づくりへのアプローチの手法として開催しました。座学だけではなく、高岡選挙管理委員会の皆様のご協力により、実際の投票で使われる用紙や機械などをお借りして模擬選挙を行うなど、選挙を身近に感じていただき、有権者意識を高めることに繋がったと感じております。
また、これらの事業を通じて、メディアに皆様にも取り上げていただくことも多く、「いい事業をやっているね」などと地域の皆様からお声をかけていただいており、非常にうれしく感じております。今年度の「変化」の一つとして、「発信力の強化」があります。これまででも「JCさんは非常にいいことやっている、地域のためになる活動をしている。だからもっとアピールしないともったいないよ」という声をいただくことが多くありました。我々としても、活動を、そして何よりも我々の運動の意義を今後地域の皆様により広めるべく、告知・広報などに注力していきたいと思っております。
これから夏を迎え、年当初より企画してきた事業の実施のシーズンとなります。地域の皆様に多くご参加やご協力いただけるよう、また我々の運動の意義を届けるべく、しっかりとお知らせしていきたいと思っておりますので、是非とも、我々の今後の活動にご注目いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。