TAKAOKA WAKU×2 AWARD 2020 受賞結果・エントリー者発表

JCブランディング委員会です。褒章事業についてご報告いたします。

 


【 TAKAOKA WAKU×2 AWARD 2020 】

第39回全国城下町シンポジウム高岡大会 メインフォーラム第2部( 06:27~07:17 )での実施となりました。

Yotubeよりご視聴いただけます。

 

・10/11(日) 高岡市でSDGsへの取り組みへの評価が高いと判断された8名の受賞者をお招きし、SDGsバッヂ授与式を開催しました。

・商工業のまちとして発展してきたこの高岡には様々な方面で地域課題解決に取り組んでいる方々が、地域発展に貢献されています。しかし、それがSDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goalsの略)への取り組みにもつながっているという部分は、市民に認知されているとは言いにくいのが現状です。

・我々高岡青年会議所は地域課題解決そしてSDGsに取り組む方々の存在価値を高めるために、産官民一体となって世に広めたいと考えております。

・今年4月より高岡市内で地域課題解決をビジネスとして取り組んでいる個人や団体からエントリー募集いたしました。8月初めにはおかげさまで、約20名のエントリーが集まりました。

 

 


TAKAOKA WAKU×2 AWARD 2020

受賞者8名プレゼン+ファイナリスト2名インタビュー

 


 

入賞者結果・エントリー者発表

(2020年)

 


 

グランプリ

 

株式会社能作  能作 千春

 

www.nousaku.co.jp

事業として女性活躍の場をつくることで、鋳物業は男性中心であるというイメージを払拭する。

 


 

準グランプリ

 

有限会社モメンタムファクトリー・Orii 折井 宏司
www.mf-orii.co.jp

伝統産業高岡銅器の伝統技法を応用した新たな発色技術による建築・ファッション分野等への展開と

UJI ターン受け入れによる後継者の育成

 


 

入賞(エントリー順)

 


二次的創業:業務で出た木くずでの万葉ペレット(木質ペレット)生成

当社は昭和47年に、富⼭県⾼岡市内において「建具」の製造を中⼼に業務を開始しました。その後、住宅材や緩衝材などの「⽊⼯」業務を加え、さらに近年の資源再利⽤によるエネルギー開発が進展する中で「⽊質系バイオマス」に着眼し、主要取扱の鉄屑材(廃棄処分)を活⽤した「ペレット燃料」の製造も展開しております。


農業の6次産業化、継続できる農業経営

農地や⽣まれ育った農村地域を守りたく17年前に就農しました。富⼭は⽔⽥⾯積が多く⽶の産地としてもしられています。⽔⽥は⾷料⽣産だけではなく貯⽔機能やたくさんの⽣き物も育ちます。農業従事者の⾼齢化や、担い⼿不⾜などによりその環境を維持していくことが困難となってきています。しかし、⾷の多様性や⼈⼝減少などにより農産物の価格も不安定で、農業で⽣計を⽴てるのは厳しい状況です。農業通じて、地域の⼦供たちに農業の重要性、楽しさを体験型学習として提供したり、⾃ら育てた野菜 を⽣かしてレストランを経営する等をすることで地域に貢献できればと思っています。


新型コロナウィルス対策のアイテムとしてソーシャルディスタンスを補助するための 「フリーパネルベース」

新型コロナウィルスの感染拡⼤が猛威を振るっている中で⾃社内でソーシャルディスタンスを保つために社内の⾷堂や事務所に仕切りを準備したいという思いからスタートしました。


元気な高齢者づくり(介護予防や孤独死の防止)と子育て支援のための寺子屋事業

昔のお寺は、公⺠館・学校・病院・スポーツ観戦や演芸所などの娯楽の場、といった機能を併せ持ち、地域コミュニティの中⼼となっていました。しかし時代の流れとともに、【課題1】お寺では葬式・法事をするためだけの場所となってしまいました。そこで困っておられるお寺で、寺⼦屋を⾏い、【課題2】地域の⾼齢者の介護・認知症予防のために、【課題3】地域のこどもたち(特に学童保育から外れる年齢)の⾯倒を⾒ることが地域の幸せにつながるという思いで始めました。


働きやすい環境をつくるための在宅ワークの推進

会社に行かなければ仕事ができなかったのを、今ではテレワークを導入し、家で仕事ができる様な態勢を整えていきました。そのおかげで働き方を求める人材を採用しやすくなりました。人材として優秀だけども時間が合わず働けなかった方が弊社のような会社を選んでくれるようになったと感じております。逆にテレワークを導入し分かったことがあります。それは会社に行かなければできない仕事があります。それは人と会って人と話をする事です。人と一緒に新しいアイデアを考えることは会社に行かなければできない仕事となりました。会社はいきたい場所に変わってきていると感じます。家で仕事ができるけども、みんなと一緒に仕事をすることで逆に生産性が上がるという場所になっていると感じます。


ウーマンワンダーラボ-女性が奇跡を生み出す研究所

女性の生き方は様々です。そして年齢によっても生き方は様々です。生きるということは学校では教わらず、出産や育児のことを教わるのは親からになります。その親とも関わることが少ない世の中になっています。そのような適切な情報を取り入れるためにネット上で探し出すのが難しく、生きるための情報を提供していきたいと考えています。

※誤記のお詫び VTRの中で荒井様の紹介の氏名表記に誤りがございました。正しくは「荒井里江」様となります。 心より深くお詫び申し上げます。

 


 

ファイナリスト(エントリー順)

 


「地域の⾷品産業を活性化させる」が弊社のミッションです。世の中がSDGsに向かっていくのであれば、弊社の顧客がSDGsに対応しなければいけないことを考えると、私たちが提案できないといけないと考えています。⾷品産業の取引顧客対し、弊社が所有している急速冷凍機、レトルト実験機を活⽤しもらい商品開発をしてもらうことでフードロスにつなげていきたいと考えています。



医療関係サービス業になります。保険制度で支援しきれない部分を、ご家族の手替わりとして手伝っています。・・・お買い物やお留守番の支援、老々介護での医療介護の手替わり。

 


 

エントリー頂いた皆様(エントリー順)

 



富⼭が世界に誇る昆布⽂化を多くの⼈に、また次の世代に感じてほしい。布に特化した料理を提供し、昆布の魅⼒を発信。可能な限り地産地消にこだわり、なるべく⾃然農法の作物を優先的に仕⼊れています。



Factory Art Museum TOYAMA ミュージアムをやりたくて始めたわけではなく、自分自身が楽しく、長く続けられること、そして製造業ではなく、10年先を見据えての新しい試みを行った結果が当事業になります。この場所が、定期主催している哲学カフェやセミナーで、気の合う人(イノベーターや新規事業者)とつながる集積地となってほしいと考えています。


  • 株式会社ZORGE 境谷 洋平
    zorge.jp


地方は若者が少なく、ゲームを通じて交流できる場もなかったため、価値観の合う仲間づくりをしたかったというのが、いまの事業につながっています。ゲームで、esportsで、地域を活性化し盛り上げたいです。富山県は若い方を巻き込んだムーブメントが起こしづらい場所だと実感しています。仕事を軸としたコミュニケーションが楽しいと思える、自分で新しいことにチャレンジのしやすい環境、新しいことを試みる人が増える社会になってほしいです。



陸上をやっていた学生の頃、優勝したいというひとつの目標をもつことで、自分自身が前向きに変わり、何事にも取り組んでいけるような自分を作ることができました。そういう機会を子供たちに与えたい想いで始めました。



わたしは広島出身で、富山の大学に進学したことから縁あって高岡の地で酪農・畜産を行っています。1次産業の魅力は、その土地の資源で人が利用できないものでも牛を介せば人が利用できるものを生み出せるのがとても面白いと思っています。できればこの地域で廃棄された、人が食べきれなかったり、利用しなかったりするもので、牛が食べられるものを飼料として買い取り、それを牛乳変えて消費者の方に提供できるように取り組んでいます。他の産業の経済的ロスなのであれば買い取ることで地域経済に好影響を与えることができます。そういう活動に付加価値を付けたいと思っています。



酒屋で47年はまだ若い会社ですが、本当においしいもの、おいしいお酒、おいしいワインを探しだして皆様にお伝えしているという熱意はどこにも負けません。そういう意味で、ちょっとした良い暮らしを求めたい、もしくは⼤切な⽅に何か贈り物をしたいと思ったときは弊社を選択していただくと、きっとあなたも喜ぶと思います。ぜひお待ちしております。弊社では取り扱うワインは原則すべて試飲し、できる限り⽣産者に連絡を取ったり、場合によっては現地に赴いて⽣産者から直接確認したりしています。



青空屋台(ケバブの移動販売)を始めた頃から大事にしているのは、私の地元(伏木)でお金を使いたいということです。地元のお肉屋さんや、八百屋さんから食材を仕入れてメニューを提供したいと考えています。できれば車を使わずに近所で楽しくなれる場所がほしいと思ったのがきっかけです。高岡市伏木は勝興寺も平成の大修理も終わり新しくなりますので、この穏やかなまちにのんびりしにいらしてください。その際は坂の上ビレッジにも寄ってください。お待ちしております。


いまの子供たちは駄菓子屋を知らないということがわかりました。それならば自分たちで駄菓子屋を始めればよく、近所に空き家もありそこを活用したかったのがきっかけです。少子高齢化で子供が減っている、この場に子供たちが集まり交流できる場としたいです。地域の活性化は後回しだと考えています.


ITのおかげで暮らしやすい地⽅にいながら、それぞれの事業を⾏うことが可能です。しかしながら地⽅へトレンドやテクノロジーが浸透するのは、5年ほど遅れになります。さらにそれを活⽤できる⼈材が不⾜しています。スキルのある⼈材を育成し、より多くの事業者様へIT活⽤をサポートしていきたいと思います。