2016年度公益社団法人高岡青年会議所副理事長を務めます黒川です。3回目の今回は高岡JCの副理事長のほかにもう一つ持つ今年度の私の担いについてお話ししたいと思います。
JCには【出向】という制度があります。出向、と聞いて普通思いつくのは、関連会社や子会社への出向、といったイメージでしょうか。JCにおいて我々は、それぞれの地域にあるJC(私で言えば高岡JC)に所属しながら、同時に、公益社団法人日本青年会議所(以下日本JC)にも所属しています。日本JCは、普段我々がそれぞれの地域で地域の現状の課題や未来を見据えた活動をしていますが、それらを国レベルや地区(関東や東北といった規模)、そして都道府県レベルで行っている団体です(ちなみに、我々高岡JCは日本JCとは別団体であり下部組織ではありません)。以前、2009年に私が出向していたところは、社団法人日本青年会議所 北陸信越地区 富山ブロック協議会 とやま未来創造会議、というところです。すなわち、2009年は高岡JCでの役割と同時に富山ブロック協議会でも役割を持っていた、ということであり、これが【出向】ということになります。う~ん、分かりにくいですね、これじゃ。
さて、前置きが長くなりましたが、今年度において私は日本JCに出向しています。出向先は、公益社団法人日本青年会議所 総務グループ 規則審査会議、というところです。この会議体の役割は、日本JCという組織の規則・決まり事を整備、管理、徹底することです。詳しく述べると、まず一つ目は日本JCで定められている定款や規則、諸規定や内規といったものが守られているかどうかを管理します。2つ目はコンプライアンスの徹底と管理です。肖像権や著作権などが侵害しているか、もしくはされているか、ということを管理します。今年度の特徴の一つとして、マイナンバーの管理というのが新しく始まったことが挙げられます。これらのことの管理するために、月一回のコンプライアンス審査会議を開催し、各委員会の活動などをチェックしています。
というわけで、簡単にではありますが、出向という制度と、私の出向先についてお話しさせていただきました