2017年頭挨拶:理事長 山﨑 真

2017年頭挨拶:理事長 山﨑 真

新年明けましておめでとうございます。
 
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。皆様におかれましては健やかに新年を迎えられましたこと、お喜び申し上げます。
た昨年におきまして、皆様の御指導、御支援のおかげをもちまして、無事新年を迎えることがきましたこと深く御礼申し上げます。
 
 昨年は、熊本で大きな震災が発生しました。
また、英国のEU離脱、アメリカ大統領選挙と大方の予想を覆すような大きな変化とそれに伴う混乱も起こりました。
しかしながら暗い話題や混沌とした事件だけではなりませんでした
リオオリンピックでの日本選手団の大活躍、そしてわれわれが住む高岡にも「山車、鉾、屋台」のユネスコ無形文化遺産登録という明るい話題ももたらされた一年でした。
 
 日本は現在、第二次大戦後初めて人口減少社会に直面しています。
それは、我々日本人 が、先人の誰もが経験したことの無い未知の領域に踏み込んだことになります。
 
少子高 齢化、地方衰退、地域間格差などが叫ばれ、我々が住まうここ高岡にも多くの問題が顕在化してきています。
現在、政府でもこの都市部一極集中・地方衰退に対応するべく地方創 生、一億総活躍社会を掲げ、地方の底力を活性化させようとしています。
それは、地方に 住み暮らす私たち自身が地域経済をまわし、地域の魅力を磨くことによって自らのまちを 創っていくということに他なりません。
誰もが経験したことのない時代に踏み込んだ今、既存の 方法論ではなく、新たな仕組みを構築し、私たちの手で新しい時代を切り拓いていく必要 があります。
 
 2017年公益社団法人高岡青年会議所は「挑戦なくして変革なし」をスローガンに掲げました。
今や私たちの生活するこのまちだけでなく、日本中のあらゆるまちが、国や自治体などに依存したまちづくりでは持続可能な社会を形成できなくなってきています。
 
そのため、まちに住まう我々一人ひとりが、自分たちのまちを自分たちで創って行く事が一層求められるようになります。
私たち高岡JCとしても 今後一層自主的、自発的な事業を行っていく必要があり、そこには青年会議所メンバーの 熱意と、創意工夫が不可欠になります。
 
だからこそ、私たちは積極的にチャレンジしなくてはなりません。
 
失敗を恐れず、行動を起こし、実践する中で運動の意義を見出し、まち に必要とされるものを生み出していく必要があります。
今までと同じやり方ではなく、社会をより良くしていくために、新たな試みに挑戦する。
今後この日本を、地域を支えていく我々がチャレンジし続けていくことが社会を変えていく唯一の解決策だと思います。
 
 我々高岡青年会議所は責任世代としての自覚をもち、よりよい社会の創造のため、メンバー全員が一致団結し、自立型社会に向けてしっかりとした一歩を踏み出していく所存であります。
 
そのためには、私達メンバーの頑張りは当然でありますが、皆様のお力添え無くしては達成できないことであり、これまで以上に地域の皆様と一致団結して共に歩んでいきたいと考えております。
 
 結びになりますが、本年も高岡青年会議所に対しまして、これまで以上にご指導、ご鞭撻、またご支援をお願い申し上げ、新年の挨拶にかえさせて頂きます。
 
2017年度理事長 山﨑 真